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けんと
40代、オトコ、静岡県在住
現在、普通の会社員→投資家+フリーランスライターへ。目標めざして日々活動しています。

保有資格:FP3級、日商簿記3級

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』ー文章を書くことは、すなわち考えること!!

*本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

書くこと。それは、業種や職種に関係なく、生涯にわたって身を助けてくれる武器である。

例えば、なにかの本を読んで「面白かった」しか言えない時があった。

なにかよくわからないが、面白い。

この「なにかよくわからない」部分に言葉を与えていく作業。この本いわく、『翻訳』だ。

自分の言葉に翻訳する。

考えなければならない。つまり考えるために書きなさいと。

なるほど、「書く」というアウトプットの作業は、思考の整理学ということか!?

自分の頭で考える「文章を書く」という行為は、一生役に立つ武器だ。

さあ、本書を手にとって、その武器を手に入れよう。書こう!!

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目次

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の概要

まずは、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の概要を説明します。

  • 出版社 ‏ : ‎ 星海社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/1/26
  • 著者  : 古賀 史健 
  • 頁数 ‏  : ‎ 280ページ

本書はフリーランスライターの古賀 史健さんの単書デビュー作です。

古賀さんいわく、ライターとしての幹の部分はすべてこの本に「書いた」とおっしゃっています。

「文章を書くとは?」に対して、「頭の中を翻訳」し、考え抜いて本書は完成しています。


次に、目次をみていきましょう

はじめに 「話せるのに書けない!」のはなぜか?

ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう

第1講 文章は「リズム」で決まる

第2講 構成は「眼」で考える

第3講 読者の「椅子」に座る

第4講 原稿に「ハサミ」を入れる

さあ、読んでいきましょう!!

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』・・話すことが苦手な人にもオススメ!

私が特に印象に残っていることをあげます。

  • 話せるのに書けない
  • 書くことは考えること

はじめに言っておきたいことがあります。

上で挙げた印象に残っていることは、ガイダンスまでの内容です。(具体的にはP54までの内容)もちろん、それ以降の文章講義についても読んで頂きたいのです。

しかし、それ以上にガイダンスまでの内容は、感動しました。書くことが人生においてどんなに重要かを教えてくれます。

けんと

「ガイダンス その気持ちを翻訳しよう」は一読の価値があります!

話せるのに書けない

皆さんはこんな経験はあるでしょうか?

仲の良い友だちに、話すことはできても、その内容を文章に書くことができない。

「話せるのに書けない」と本書に書いてあります。はじめはピンと来なかったのですが、読み進めていくうちに、「なるほど!そうゆうことか」と。。

仲の良い友だちに、話す時、私達は伝えるための道具をたくさん持っています。

もちろん、言葉。そして、笑顔や悔しい表情、声色、身振り手振りなど、さまざまな道具をつかって使えることができます。

かたや、文章を書くとき使える道具は、言葉(文字)だけです。メール、LINEの文章など絵文字やスタンプなどで、気持ちを表す機能はありますが、ことビジネスメールではあまりオススメできません。

私の実体験で、ビジネスメールを書く時を想像しました。確かにメールを書こうとすると固まってしまう経験があります。

そして、これなら「電話で話したほうが早いや」となることがあります。

これが、文章のみで伝える難しさなのでしょう。

書くことは考えること

なぜ、私達は書けないのでしょう?

話すことであれば、喜怒哀楽の声や表情で伝えられます。

しかし、喜怒哀楽を文章で書こうとすると書けない。

この喜怒哀楽はモヤッとしたもので、楽しかったや、面白かったを、伝わる言葉にしなければならない。そう、考えなければならないのです。

私の文章が伝わらないのは、「なんかよくわからないけど楽しい」、こうゆうモヤッとした感情を、文章(言葉)にする思考の整理ができていないのだと

このなにかよくわからい部分に、言葉を与える「考えるチカラ」が必要なのだと気付かされました。

まとめ ー 書く技術は、最高のスキルになる ー

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』は、文章の自己啓発本です。

もちろん文章をかくことについても、たくさん学べる本です。

しかし、私が一番印象に残ったのは、思考の整理のために、書こうということです。

思考の整理という点で、私はこの本を「人前で話すことに苦手意識がある人」にも、読んでもらいたいと思っています。

仲の良い友だちに話すことが出来るのは、喜怒哀楽の声や表情、身振り手振り、という武器があるからでしょう。

友達には話せるが、大勢の人の前で話せない人は、「書けない」のでは?すなわち考えがまとまっていないのでしょう。

大勢の人の前だと、喜怒哀楽の声や表情が使いにくいです。

特にビジネスシーンだと尚更。武器が言葉しかない状態に追い込まれてしまうのです。

文章で伝えられれば(思考が整理させていれば)、大勢の人を前にしても、話して伝えられそうだ。そうだ、書こう!

伝わる文章。

それは料理がおいしかったではなく、具体的なことばで伝える。

考えることが必要だろう。

それほど書くことは考えることなのだと思い知らされました。

美味しかった料理を文章にしてみよう。

しかし、できない自分がいる。

やはり私は話しベタでもあるのだろう。克服するため、書くことを続けてみようと思いました。

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